熱中症に気を付けましょう
|
熱中症に気を付けましょう!
熱中症とは身体の体温調節がうまくいかず、
けいれんや意識障害などを引き起こす病気です。
炎天下で長時間過ごした時だけではなく、室内でも発症することがあります。
これから暑くなる季節、特に注意が必要です。
予防方法
(1) 部屋の温度をチェック!
室温が28℃を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使ってコントロールしましょう。
(2) 水分補給はこまめに!
のどが渇いたと感じなくても定期的に少しずつ水分を補給しましょう。
大人が、一日に必要な水分は1.5Lです。コップ8杯分を目安にしてください。
また大量に汗をかいたときは塩分も補給する必要があります。
(3) 通気性の良い服装を!
(4) バランスの良い食事をして、しっかり睡眠をとり、体力づくりをしましょう!
対処法
重症度 |
症状 |
対処法 |
レベル1 |
めまい、たちくらみなど |
涼しい場所で「衣服をゆるめて安静にし、水分補給を行えばたいていの場合回復します。 |
レベル2 |
頭痛、吐き気、倦怠感など |
水分補給でも症状改善しない場合には医療機関を受診しましょう。 |
レベル3 |
けいれん、意識障害など |
すぐに救急車を要請してください。 |
水分補給のポイント
①1日必要量 :大人で、1.5L=コップ8杯
②こまめに補給 :一気に早く飲むと排出されやすくなります。自分に合うように回数を分けて
ゆっくりこまめに飲むよう意識してみましょう。
③塩分、糖分も一緒に補給 :汗をたくさんかいた時は、水分だけ補給すると体液が薄くなり、低ナトリウム血症を引き起こします。塩分濃度は0.1%、糖分は2.5%程度がよいです。経口補水液を利用したり、スポーツドリンクを薄めて(糖分が多いため注意)飲んだりするのが効果的です。
④のどが渇く前に飲む :軽い脱水症状のときはのどの渇きを感じないことがあります。のどが渇かなくても定期的に水分補給が必要です。
⑤適温の水(5~15度) :自動販売機から取り出したときは5度くらいなので、少し時間をおいてから飲んだほうが良いでしょう。
これからの季節は熱中症に気をつけて、こまめに水分補給を心がけてください。
体調を崩さないようにご自愛ください。