大腸カメラ
大腸カメラとは?
内視鏡検査とは、先端に高性能カメラがついた細くやわらかいチューブ(直径1cm程度)を肛門から挿入し、大腸全体を観察する検査です。
場合に応じて組織を採取して調べたり、大腸ポリープをその場で切除することもできます(日帰り手術)。
大腸カメラでわかる病気
大腸カメラ検査で診断ができる疾患には、大腸ポリープや大腸がんといった腫瘍の他に、クローン病や潰瘍性大腸炎といった炎症性腸疾患、虚血性大腸炎、感染性大腸炎、大腸憩室症などがあります。
大腸カメラをお勧めする方
- 便潜血
- 便に血がつく
- 便秘と下痢を繰り返す
- おなかの調子が悪い方(腹痛、腹部膨満感など)
- 家族に大腸がんの方がいる
ながのクリニックの大腸カメラの特徴
苦痛の少ない内視鏡検査
大腸カメラの挿入は胃カメラに比べて難しいと言われています。大腸の長さや屈曲には個人差があり、また手術後などには癒着で腸が他の臓器に固定されてしまうことがあるためです。そのため医師の経験や技量により苦痛の度合いに大きな違いがでてしまいます。院長は消化器内視鏡専門医、大腸肛門病専門医を取得しており、経験が豊富で技術も優れております。年間約2万件におよぶ大腸内視鏡を施行する松島クリニックでトレーニングを受けています。確かな技術で苦痛を和らげた内視鏡検査を実施しています。
最新鋭の内視鏡システム
最新で最上位の富士フィルム社製LED光源内視鏡システム(ELUXEO 7000)を導入しており、粘膜の微妙な色の違いまで観察いたします。
正常な粘膜と炎症部はわずかな色の差であるため、炎症部の発見や炎症の度合いの判断などが難しい場合があります。LED光源内視鏡システムによるLCI観察は、赤色領域の彩度差・色相差を拡張し、わずかな色の違いを強調可能な画像強調内視鏡となります。
また大腸ファイバーは最もやわらかいファイバーを使っております。専門医・指導医の資格を持つ臨床経験の豊富な医師が鎮静剤・鎮痛剤を併用して、苦痛を和らげた、正確な検査を行っておりますので、安心してお受け頂けます
徹底した衛生管理
ガイドラインを準拠し、内視鏡検査一件ごとに手洗いと内視鏡洗浄機にて確実に消毒・洗浄をしております。
検査後にお休みいただけるリカバリースペースを完備
当院では、大腸カメラ終了後にお休みいただけるリカバリースペースを完備しております。鎮静剤を使用した場合には、横になった状態でリカバリースペースまで移動でき、鎮静剤が抜けてから帰宅できますので、安心してご受診ください。
胃と大腸の同日検査が可能 土曜日も検査が受けられます
胃内視鏡と腸内視鏡を同日に続けて行うことが出来ます。また土曜日にも検査を受けることができます。
ながのクリニックでは丁寧な説明を心がけております
検査中に撮影した画像を一緒に見ながら丁寧に説明いたします。最後に内視鏡画像の写真と説明書をお渡しします。検査により病気が見つかり、高度な検査治療が必要になった場合、横浜市内、東京の専門医との豊富な人脈により患者様あった専門病院をご紹介しております。
大腸内視鏡検査の流れ
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事前診察
検査の7日前までに診察を受けていただきます。
検査に適した全身状態かどうかを確認し、排便状況をお伺いした上で、事前の食事制限や下剤の種類・飲み方をご説明します。
また検査で大腸ポリープが発見された際の処置(大腸ポリープ切除術)などについてもご説明し同意書を作成いたします。 -
検査前日
夕食までお食事をしていただきます。できるだけ消化の良い物を食べるようにしてください。9時ごろに少量の下剤を飲んでいただきます。水、お茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。水分はできるだけ多く摂るようにしてください。 -
当日の朝
食事はしないでください。起床時より1~1.5Lの洗浄液を2時間かけて飲んでいただきます。飲み終わって2時間以内に排便は落ち着きます。
下剤は比較的飲みやすく洗浄効果の高いモビプレップを採用しています。スポーツドリンクなどが苦手な方は、ビジクリアという錠剤40-50錠を水、またはお茶で内服していただく方法も選択できます。 -
クリニック来院
受付をしていただきます。保険証またはマイナンバーカードをお忘れなくお持ちください。
ロッカールームで検査用の検査着にお着替えして頂きます。検査着にお着替え後はリカバリールームでお待ちいただきます。
検査の準備が整いましたら内視鏡室にご案内いたします。 -
大腸内視鏡検査
左側を下にして横になり、血圧を測定します。
その後鎮静剤、鎮痛剤を調合し検査前に注射を行います。検査時間は15分程度で、鎮静剤の使用でウトウトした状態で楽に終わります。
検査終了後はストレッチャーベッドに横になっていただいたままリカバリールーム移動し、30分~1時間程度休んで頂きます -
結果説明
お目覚めの後、診察室で検査のご説明をします。内視鏡写真、説明書をお渡し致します。
組織検査をした場合は約2週間後に診察にいらしていただきます。
検査料金一覧表
保険診療 | 1割負担 | 3割負担 |
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腹部超音波 | 約600円 | 約1,800円 |
胃カメラ | 約1,500円~3,600円 | 約4,500円~11,000円 |
大腸カメラ | 約2,000円~5,500円 | 約6,000円~16,000円 |
大腸ポリープ切除 | 約7,000円~9,000円 | 約20,000円~30,000円 |
※これは検査のみのおおよその料金です。処方箋料などは含まれておりません。
※検査および手術を受けた患者様はクレジットカードでの支払いができます。