大腸ポリープ
大腸ポリープとは?
大腸の粘膜にできる突起物のことです。ほとんどが良性ですが、一部は放置すると大腸がんに進行する可能性があります。
大腸ポリープの種類
- 腺腫: 良性ですが、放置すると大腸がんに進行する可能性があります。
- 非腺腫: 良性で、大腸がんに進行する可能性は低いと考えられています。
大腸ポリープの症状
- ほとんどの場合、自覚症状はありません
- まれに、血便、下痢、腹痛などの症状が現れることがあります
大腸ポリープの検査
- 大腸内視鏡検査: 大腸の内側を直接観察する検査です。ポリープを発見したら、その場で切除することもできます。
- 便潜血検査: 便に血液が混じっていないかどうかを調べる検査です。陽性反応が出た場合は、大腸内視鏡検査を受ける必要があります。
大腸ポリープの治療
- 切除: 大腸内視鏡検査で切除します。
- 経過観察: 小さなポリープの場合は、定期的に大腸内視鏡検査を受けて経過観察することもあります。
定期的な検査
50歳以上の人は、2年に1回は大腸内視鏡検査を受けることが推奨されています。
日帰り大腸ポリープ切除とは?
大腸内視鏡検査中に発見されたポリープを、その場で切除する治療法です。入院の必要がなく、短時間で受けられるため、患者様の負担を軽減できます。
こんな方におすすめです
- 大腸ポリープが発見された方
- 入院が難しい方
- すぐに治療を受けたい方
日帰り大腸ポリープ切除の流れ
- 大腸内視鏡検査
- ポリープ切除
- 処置
- 説明・注意事項
日帰り大腸ポリープ切除のメリット
- 入院不要
- 短時間で受けられる
- 痛みや不快感が少ない
- 経済的な負担が少ない
日帰り大腸ポリープ切除のデメリット
- ポリープの大きさや形、数によっては、日帰りでの切除が難しい場合がある
- まれに出血や穿孔などの合併症が起こる可能性がある