ピロリ菌診療
ピロリ菌ってどんな菌ですか?
ピロリ菌は胃に感染す細菌で、胃・十二指腸かいようなどの 原因になっていることがわかり、またピロリ菌は発がんリスク因子の一つであることがわかってきました。
ピロリ菌の検査
抗原測定法
糞便中のピロリ菌に対する抗原の有無を調べる方法です。
抗体測定法
血液中のピロリ菌に対する抗体を調べる方法です。
検鏡法
胃カメラで組織サンプルを採取して顕微鏡で調べる方法です。
除菌治療
2種類の抗生物質と胃酸を抑えるおくすりの3種類のおくすりを朝と夕方の1日2回1週間しっかりと続けてのむことで約80%の患者さんはピロリ菌を除菌できます。
副作用
- 下痢
- 味覚異常
- 肝機能異常
- アレルギーなど
慢性胃炎にもピロリ菌の除菌治療が保険適応になりました!
保険適用でピロリ菌の除菌治療が行えるのは胃・十二指腸かいよう、胃MALTリンパ腫、特発性 血小板減少性紫斑病、早期胃がんに対する内視鏡的治療後また 慢性胃炎で治療ができます
保険適応の条件
- 胃カメラで慢性胃炎と診断されていること
- 便、血液、尿、呼気テスト、鏡検法などでピロリ菌陽性が証明されていること
胃カメラを受けて、ピロリ菌もチェックしましょう!!
※胃カメラを受けない場合は検査、除菌治療ともに自費診療となります。